今回の施設内研修は「身体拘束・高齢者虐待防止」をテーマにして、スピーチロックや行動制限から考える虐待防止について学びました。
認知症予防&サポート研究所アンクルの河村俊一氏を講師としてお招きし、虐待防止について、自分たちの介護場面に照らし合わせて意識向上ができるかを考え合いました。
普段、介護の場面で何気なく使っている言葉。
「ちょっと待ってて下さい」という一言でも、スピーチロックにつながると河村氏は話します。
ご利用者に対して待っていて欲しい「理由」をきちんと説明できているのかどうか。
チームとして虐待防止の取り組みに取り掛かることができるのかどうか。など。
31名の参加者は、普段の自分の振る舞いを振り返り、反省しつつ、身体拘束や高齢者虐待についての意識向上に向けた多くの刺激を受けました。
言葉遣いやご利用者への配慮など、それぞれの職員が「今、私にできること」から始めることが、「梅の郷で良かった」と思って頂けるケアにつながると思います。
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